スノーピーク「バクー 350」水に強いシュラフ。

こんにちは。シキです。

今回は、スノーピークから発売されているシュラフ(寝袋)「バクー350」のレビューをしたいと思います。

シュラフを購入する時に僕が一番気にしていたのが収納性と防水性です。

コンパクトなシュラフが欲しい方、雨に降られやすい方には参考になると思いますのでぜひご覧ください。

スノーピーク バクー 350
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お気に入りポイント。

マミー型。

今回は収納性と保温性の高い「マミー型」を条件に探しました。

マミー型は、体に沿った形になっているので余分な生地がなく軽量です。さらに、シュラフ内の余分な空間もなくなるため保温性も高まるという合理的な形です。

軽量コンパクト。

このシュラフは収納サイズがφ160×250mm。重量830gと軽量コンパクトな設計です。

同じシリーズでさらに軽量コンパクトなバクー200という商品もありますが、下限温度が6度と秋口のキャンプには少し不安なスペックです。ちなみに、バクー350は下限温度が1度なので秋口のキャンプにも安心して使用出来ます!

シキ

秋もキャンプをしたい僕は「バクー350」にしました。
下限温度とは
一般的な成人男性が寝袋の入り口を閉めて中で丸くなり、寒さを感じることなく8時間睡眠できる温度域。

水に強い。

マミー型でさらに軽量コンパクトなシュラフはたくさんあります。その中でバクー350を選んだ一番の理由は水に強いからです。

シキ

雨によく降られる僕としてはすごく重要なポイントです!

防水性を気にするならシュラフカバーを使えば良いじゃんと言われそうですが、持ち物と出費が増えるので候補から外れました。

バクー350はなぜ水に強いのか
底面・側面部に防水透湿素材が使用されているからです。防水透湿素材は水に弱いダウンをテントの結露や浸水などの外側の水分から守ってくれます。
しかし、天面部は汗などを排出するために通気性のいい生地を使用しているので、ムレの心配もいりません。

実際に使ってみた。

上にも書きましたが、このシュラフは大きく分けて2種類の生地が使用されています。


黒い部分が防水透湿素材。グレーの部分が通気性のいい素材。

胸の位置にはポケットがあります。スノーピークさん的には「寒い時期はここにヘッドランプとかを入れておけば、電池のパワーダウンを軽減できるよ!」という事みたいですがあいにく僕はヘッドランプを持っていないので甘酒を温めるために使いたいと思います。

シキ

甘酒以外にもスマホなどを入れておいてもいいかもしれません!


中の生地はオレンジでとても僕好みです。

チャックは真横よりちょっと上部にあるため閉めやすくなっています。

よく、チャックを”噛ませて”しまう僕でもスムーズに開閉する事ができました


閉めてから頭の入れ忘れに気づくアホ。

フードは大きめに作られておりヘルメットを被ったままでもすっぽり収まります。

フードを絞るヒモ(ドローコード)もついており、絞ると密着性もいい感じになります。

撮影時は室温が26度もあり、暑さに耐えかね撮影中何度も飛び出しましたが、いずれもスムーズに飛び出す事ができました

シキ

飛び出しやすさまで考えているとは、さすがスノーピークさんです!


緊急事態にも安心?

使ってみた感想。

コンパクト。

僕が今まで使用していたシュラフは中綿がポリエステル綿のもので収納サイズがφ約20cm長さ約40cmでした。

今回購入した「バクー350」と比べると体積で3倍ほど大きかったため余計に小さく感じます。


1/3。

足元が蒸れる。(保温性が高い。)

半分よくて半分悪い点です。足元は全て防水性の高い素材になっています。

さらに側面のチャックは冷えやすい足元の保温性を高めるため、途中までしか降りないので結構蒸れます。

保温性と通気性を比較したらもちろん保温性を優先するべきなので仕方ありませんが、使用した後はメンテナンスをしないと臭くなったりカビが生えたりしそうなのできちんとメンテナンスをしようと思いました!

まとめ。

今回買い換えようと思った一番の理由がツーリング時の収納スペースの確保だったため非常に満足度の高い買い物ができました。

雨に降られやすい僕にとって水に弱いダウンシュラフは、最適とは言い難いと思っていたのですが、水に強い「バクー350」なら僕のような人間でも安心して使用できます

技術的に進歩し化学繊維でさらにコンパクトで濡れにくく乾きやすく暖かいモノが開発されない限り、使い続けようと思います!

スノーピーク バクー 350
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