キャンプ用品はスノーピーク製品で揃えると心に誓っていたはずのシキです。
そんな僕が今回レビューするのがヘリノックス「コンフォートチェア」です。
今回コンフォートチェアを購入した理由のひとつが、キャンプで使用していた椅子兼収納（ホムセン箱）が壊れたためです。
壊れた元椅子兼収納。
そして、本来であればスノーピーク製品を買うはずのところ、ヘリノックスの椅子になった理由はスノーピークからキャンプツーリングで使えるようなコンパクトな椅子は発売されていなかったからです。
シキ
そんなコンフォートチェアのおすすめポイントを僕なりに簡単にまとめると
- 軽量・コンパクト
- 沈むような座り心地
- 丈夫さ
といった感じです。
一脚15000円もする高級チェアに初めはひよってしまいましたが、今では「そのくらいの価格だよね。」と思えてしまっています。
そんな心境の変化も踏まえながら、本記事ではキャンツーには定番となりつつある「コンフォートチェア」をさらに詳しくレビューしていきます。
ヘリノックス「コンフォートチェア」の外観と仕様。
ヘリノックスは、DACという韓国のポールメーカーが立ち上げたブランドです。
Made in Japanに惹かれやすい僕は「大丈夫か？」となりましたが、DAC社が製造するポールは日本のメーカーや高級テントで有名なHILLEBERG社などの一流メーカーでも採用されています。
シキ
そんなヘリノックス「コンフォートチェア」の強度ですが、対荷重は145kgと他のメーカーの椅子とは桁違いの強度があります。
実際、そんなに耐えられる必要があるかと言われると必要ないですが、軽量でなおかつ丈夫なら丈夫な方が良いです。
そして収納サイズはびっくりするぐらい小さくはなりませんがそこそこコンパクトになります。
収納時のサイズは直径14cm・長さが35cmと2Lのペットボトルより少し大きいくらいです。
結構、コンパクト。
シキ
本体重量も960gとそこそこ軽量です。
指一本に乗ります。
シキ
パーツの構成はフレーム(ポール)と座面の布の2点のみで、細かいパーツはありません。
物を無くしやすい僕的には嬉しいポイントです。
ポールはテントのポールのように、ポール同士がゴム紐で繋がっているので組み立ても簡単です。
座面の取り付けも被せるように取り付けるだけです。上下さえ間違えなければすぐに取り付けられます。
はじめての取り付けは少しだけキツい…かも？
後々生地が伸びることを想定してか座面の布は小さめに作られていたので、はじめてのフレームへの取り付けは少し力が必要でした。
シキ
ヘリノックス「コンフォートチェア」の使用感。
座り心地が良い。
座ってみた感想は最高です。
購入前にお店の展示品で試していたのでわかってはいましたが、改めて座ってみるとやはり最高です。
座面もハンモックのように全面でお尻を受け止めてくれます。
深く沈み込み立ち上がりたくなくなってしまう感覚は一時期流行った、人をダメにするソファに近い感覚に近いです。
シキ
僕はもともとがダメ人間なので私生活に影響はありませんでしたが、善良な方々はダメになる覚悟のもと座ってみてください。
ダメ人間が座った図。
洗濯不可。
フレームと座面が完全に分離するので座面が汚れたら洗濯機へ！なんてしたくなりますが、ダメなようです。
シキ
汚すとめんどくさいので汚さないように使用したいと思います。
床が凹む。
フレームが細いために、室内で使用すると床が凹みます。
僕の部屋がクッションフロアなのも原因ですが、キャンプ先などで地面が緩かったり、砂地だったりしたらどんどん刺さっていきそうです。
凹む…。
対策として「グランドシート」や「チェアボールフィート」などが発売されています。
シキ
そんなゲスい考えをしてしまう僕ですが、まんまと室内使い用にチェアボールフィートを購入してしまいました。
早速ハメ込んでみましたが、かなりキツキツでした。
ハメこみはやはり固め。
シキ
しかし、チェアボールフィートをつけたままでも収納ケースに収納できるので心配は無用です。
そして、肝心な凹み対策の効果ですが完璧でした。
凹まない！！！
室内使い前提であれば最初から合わせて購入しても良さそうです。
シキ
僕は適当に購入しましたが、今年1年分の運を使用して購入したので奇跡的に適合しました。
きちんと調べない場合、今年1年の運を使い切っての購入をおすすめします。
まとめ。
「軽量・コンパクト・背もたれあり・丈夫・室内使いできるデザイン」の条件が合う椅子は今の所ヘリノックスのコンフォートチェアだけかと思われます。
こんな条件で探しているのは僕だけかもしれませんが、こんな条件で探している方がいたら間違いなくおすすめできる椅子です。
本体価格は15000円程度と少々高額ですが、日常でも使うと割り切れば決して高くはありません。
最近は似たデザインで安価な物も出回っていますが、どうせ購入するなら本物のクオリティを体感して欲しいと思いました。
ただ、チェアボールフィートは1セット4000円と高額な気がするので何かいい方法を考えてもいいかもしれません…。
これが1玉1000円。やっぱり高い。
しかし、全体の満足度は非常に高くとても良い製品でした。
以上、シキでした！
