こんにちは。シキです。
本日はスーノーピークのど定番のテント、アメニティドームSのレビューをしたいと思います。
お気に入りポイント。
サイズが選び放題。
アメニティドームは全部でS、M、Lの3サイズがあります。
基本的にはSサイズが3人、Mサイズが5人、Lサイズが6人向けとなっていますが、余裕を持つなら『対応人数−1〜2人』で購入することをおすすめします。
シキ
前室が広い。
このテントの最大の魅力は前室の広さです。
キャンツーに行くとイスや焚き火台、薪、ゴミなどの荷物が散らかってしまいがち(僕だけ?)ですが、このテントの前室の広さがあれば適当に前室に入れてしまえば片付け完了です。
シキ
最近、焚き火台やイスなどの盗難をよく聞くので、前室にギアをしまい込めると安心感があります。
シキ
耐水圧。
雨男の僕が気になるのは何と言っても耐水圧です。
大雨に降られても大丈夫なように最低1500mmは欲しいところですが、なんとこちらのテントはミニマム1800mmです!!!
最低1800mmということは最高どのくらいまで耐えれるのが気になるところですが、今回は置いておきましょう。
コスパ。
スノーピークの用品は高いイメージがありますがアメニティドームは、良心的な価格設定です。
シキ
金額はSサイズが29800円、Mサイズが36800円、Lサイズが49800円です。
やはり、コールマン等のテントと比べると少々高額ですが、ポールの材質や防水性、前室の広さなどを加味するとそこまで割高感はないと思います。
シキ
実際に使ってみた。
まず開封します。
すると、ポール、インナーテント、フライシートその他パーツ諸々が入っていました。
ポールは4本あります。
シキ
説明書を読まない僕は、フライシートに1本使用することがわからずインナーテントにどうにか使おうと奮闘していました。
組立はインナーテントを広げポールを3本通すだけです。
2本通したところ。
ちなみにポールはオレンジ(2本)とグリーン(1本)に色分けされています。
さらにポールを通すスリーブにも同じように着色されているので、どこにどのポールをはめるのかが一目瞭然です。
シキ
スリーブとポールの端の色を確認すれば間違えません。
インナーテントについてるプラスチックフックはポールに取り付けるだけです。
プラスチックフック。
その後、ペグダウンしフライシートを被せれば完成です。
フライシート。
もちろんフライシートと本体についたバックルもきちんと色付けされています。
前室と後室の向きさえ間違わなければ、迷わずに取り付けられます。
シキ
バックルも色分けされています。
頭上にはベンチレーションがついており夏でも快適に過ごせそうです。
外から見たベンチレーション。
中はこんな感じ。
使ってみた感想。
被る。
人気のあるテントの宿命ですが、大抵、キャンプ場で被ります。
被っても気にしなければいいだけなのですが、僕は被るとなんとなく嫌なので、ひと気のないキャンプ場に行きます。
広い。
今まで1人用や2人用のテントしか使用してこなかったので異様に広く感じました。
僕の使用方法だと正直、1人での使用では持て余します。
ただ、前室の広さはツーリングの時などの荷物置きにちょうどいいです。
シキ
広い前室。
大変。
組み立てや撤収の手順は簡単なのですが、広い分パーツも大きくなるので大変です。
シキ
組み立て中は風に注意です。※ペグ打ちをすればこうはなりません。
何人かでワイワイ楽しくやれればいいのですが、1人だと悲しくなって来ます。
悲しくなるので、友達を作ろうと思います。
容易。
上記にて大変と書きましたが、容易な点もあります。
それは、収納袋が大きいことです。
適当に収納してもブカブカ。
キャンプ用品でよくあるのが収納するときに『こんなちっさい袋に入らないよ!』という状況です。
しかし、このテントは適当にたたんでも簡単に収納できちゃうくらい収納袋が大きいです。
面倒くさがりの僕にはすごく嬉しいポイントです。
まとめ。
流石、定番のテントです。被る以外の欠点がほぼほぼ思いつきません。
初心者の僕でも簡単に組み立てできますし、防水性も文句なしです。
ちょっとマニアックなところですが、ポールの素材もジュラルミンで所有欲もそこそこ満たされます。
しかも、何と言っても手の出しやすい価格帯です。
さらには、1人での撤収の大変さや室内空間の広さから寂しさや悲しさに襲われ、友達を作ろうと決心させてもくれます。
シキ
と、褒めてばかりでメーカーさんしか喜ばないつまらないレビュー記事になってしまいそうなので、欠点をすごく考えた結果1つだけ見つかりました。
それは、収納時のサイズが大きい点です。
バイク乗りの僕にとっては結構致命的なマイナスです。
キャンプ用品を全てバイクに乗せるとなると、収納時のサイズが約60cm×20cmは少し大きく感じてしまいます。
シキ
近隣で済ますキャンツーであれば使用できますが、長期キャンプツーリングでは持ち運びたくないサイズです。
サイズ以外はものすごくバランスの取れたテントなので、使い分けをして行こうと思います。