4年間使用したヘルメットを洗濯してみた。

こんにちは。シキです。

今回は、僕が4年間使用してきたヘルメット「Arai ASTRO-IQ」を洗濯してみようと思います。

洗濯自体は20分30分で終わるのですが分解し洗濯し乾燥、組立となるとトータルで2日くらいかかるのでなかなかやる気にならない作業です。

しかし、最近悪臭を放つようになってきたので重い腰を上げようやく洗濯してみました。

過去にも”雨に降られた”北海道ツーリングの後などに匂いが発生し何度か洗濯しましたが、完全に消臭する事ができなかったので今回はきちんと匂いについて調べ洗濯をしてみました!


匂いの元。

僕は調べる前ニオイの元は、僕自身だろうと思っていましたがどうやら僕の汗や皮脂汚れが臭いようです。

汗や皮脂汚れなどを餌にする細菌がニオイの元らしく安心しました。

その細菌は普段はどこにでもいる奴らで駆逐するのは厳しく、対策としては増殖しないような環境を作ってあげる事が大切なようです。

ニオイ菌が増殖しやすい環境。

ニオイ菌が増殖しやすい環境は暖かくて湿ってて餌がある環境のようです。

調べるならとことん調べようと思い、気温が何度で湿度が何%で繁殖しやすくなるのか調べましたがそれはわかりませんでした。

しかし、僕のヘルメットは梅雨時期から夏場にかけて特に悪臭を放つのでそのくらいの時期の気温と湿度が好みなのでしょう。

菌の餌になるものは上にも書いた通り汗や皮脂汚れなのでやはりニオイを抑えるには乾燥させることとこまめな洗濯が有効なようです。

シキ

というわけで、早速洗濯してみました!

ヘルメットの洗濯。

インカムの取り外し。

まずはインカムを取り外します。


本体部分はネジ2本で止まってるだけなので簡単に外れます。

僕はスピーカー類を内装の中に仕込んでるためスピーカー類は内装を外しながら外して行きます。

シキ

配線を外すのは少し面倒です…

ヘルメットの分解。

インカムの外せるところを外したら内装を外して行きます。

まずは「コの字型のパーツ」。


EPシステムネックというらしいです。

次に「耳の当たる所のパーツ」。


EPシステムパッドというらしいです。

ちなみに「EPシステムパッド」は外側のカバーと中側のパーツに分かれるので外側のみ洗濯します。

次に「頭を覆っているパーツ」。


EPシステム内装というらしいです。

これで、外れるパーツは以上です。

外れるパーツの洗濯。

外れるパーツの洗濯は、今回3段階の工程で行います。

シキ

完璧にニオイを撃退していきます!


洗濯できそうなパーツ達。

まずは、「お湯洗い」。なんとなく水よりお湯の方が汚れを落としてくれそうなのでお湯にしてみました。

お湯といっても手をつけられるくらいの温度なので生地にも負担が少ないかと…


軽くもみ洗いしただけですが、水が濁ります。汚ねぇ…。

次に「洗濯洗剤を入れてのもみ洗い」。

本当は界面活性剤の多い洗剤の方がいいのですが、洗剤の香りが気に入らないので今回は香り重視で洗剤を選びました。


ニオイ重視で選んだ洗剤。ファーファ。

さすが洗剤!「お湯洗い」の時より水が濁りました。

香りもいいのにきちんと「お湯洗い」では落としきれなかった汚れも落としてくれているようです!


どんどん出る汚れ。

最後は「重曹と酸素系漂白剤のお湯漬け」。

シキ

一見すると料理名みたいですが違うようです。

重曹と酸素系漂白剤の組み合わせは最高らしく発泡しながら生地の汚れを取ってくれます

お湯は手で触れるくらいの温度で30分ほどつけ置きしておきました!


相変わらず、ドブみたいな色になります。

以上で「外れるパーツの洗濯」は終わりです。

あとはよくすすいで陰干しをすればニオイがなくなるはずです!


すすいでもすすいでも水が汚れるのでやめどきがわからなくなりました。

外れないパーツの洗濯。

外れないパーツの洗濯は「固く絞ったタオルで拭く」しかないようです。

しかし、僕のヘルメットはそんな対策では無臭にはなるとは思えないので今回、「ハルインダストリーのエアソフィア・ハイパー」を吹き付けることにしました。


「ハルインダストリーのエアソフィア・ハイパー」。

ハルインダストリーのエアソフィア・ハイパーは僕が今まで使ってきた消臭剤の中で最強の消臭剤です。

よくあるニオイを香りでごまかすタイプではなくニオイそのものを無臭化してしまうというよくわからないけどよく効くタイプです。


果たして効くのか…。

それを今回は惜しげも無く数回ヘルメットに吹き付けその後、吹きあげてみました。

シキ

これで効かなかったら一旦諦めます。

洗濯後のニオイは…。

結果から言いますと、「外れるパーツ」はほぼ無臭化できました

しかし、「外れないパーツ」は残念ながら半減程度でした。

外れるパーツは洗剤でのもみ洗いの時は若干ニオイが残っていたので「重曹と酸素系漂白剤のお湯漬け」が効いたようです。

逆に外れないパーツは「ハルインダストリーのエアソフィア・ハイパー」を吹きかけた時は一時的に無臭化するもののしばらくするとまたニオイが復活してくるという謎な仕様でした。

シキ

何か、オススメの消臭剤があったら教えてください!

まとめ。

毎回、毎回この洗濯方法をやって行くと生地がダメになりそうですし染み付いたニオイは予想以上に手強かったのでこまめに洗濯をする大切さを学べました。

洗っているときに、水がドブ色になって行くのを見ると「こんな汚いものをかぶっていたのか…」と思ったり「俺ってこんなに汚いのか…」と自己嫌悪に陥ったりするのでみなさんもこまめに洗うことをオススメします。

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