皆さんこんにちは。シキです。
今回は会津若松市にある温泉街、東山温泉に行ってきました。東山温泉には去年もお邪魔しましたが今回は東山温泉の中でも歴史のある「向瀧」に泊まってきました。
旅行雑誌の表紙にもなりそうなくらいいい感じの外観をしている旅館ですが、外観だけではなく料理も温泉も最高な旅館でした。
土方歳三が入った温泉がある!?「くつろぎ宿・新滝」に泊まってきた。 東山温泉「くつろぎ宿・新滝」に泊まった時の記事。
基本情報
■チェックイン15:00 チェックアウト10:00
■駐車場 あり(無料)
※2020年7月現在
ここのイチオシ!
向瀧のイチオシは「中庭」です。中庭の見える部屋と見えない部屋では宿泊料金が変わるくらい素晴らしい中庭です。
中庭。
中庭と建物。
部屋まで向かう廊下からも中庭を見ることはできるのですが、どうせ宿泊するなら中庭の見える部屋がオススメです。
一番人気の「水仙の間」。
よく手入れされている和風庭園だけでももちろん素晴らしいのですが、この中庭は季節によって様々な景色を楽しむことができます。
僕の泊まった7月はホタルを見ることができる季節でした。ホタルは様々な気象条件が揃わないと見ることができないようです。
いつもの僕なら見ることができなさそうですが、今回は珍しく運がよく3、4匹見ることができました。
よくみると蛍がいます。
しき’sポイント
他の季節の中庭。
初夏はホタルですが、春は桜、秋は紅葉、冬は雪見ろうそくを観る事ができます。
どの季節も魅力的ですが、次行く機会があれば雪見ろうそくを観てみたいです。
参考 雪見ろうそく向瀧公式HP登録有形文化財。
登録有形文化財とは簡単に言うと「価値のある建物」を保護しよう!って制度です。
玄関には登録有形文化財の石碑。
向瀧はその登録文化財制度の第一号で登録された建物です。
夜の向瀧。
夜の中庭。
シキ
食事
食事はハンバーグや唐揚げ、ポテトなどといったジャンキーな食べ物は一切なく、体によさような郷土料理が並びます。
日常生活では油と炭水化物の塊、ジャンクフードを好む僕には美味しく食べられるか不安でしたが、旅館の雰囲気も合わさりとても美味しく食べる事ができました。
様々なお料理が並びますが、中でもメインになるものは「鯉の甘煮」です。
右下が鯉の甘煮。大きいので食べきれませんでした。
臭みがあると有名な鯉料理ですが、向瀧の鯉料理は全く臭みがなく普通の魚と同様に食べる事ができました。
甘煮の他にも「鯉のたたき」(画像左下)もいただきましたがこちらも全く癖がなく美味しかったです。
ちなみに、予約時に苦手な食材を伝えておくとその食材を避けて提供してくださいます。今回一緒に行った方が魚料理が苦手という事で、伝えておいたところ鯉の甘煮は「豚の角煮」に変わって提供されていました。
魚が苦手な方向けの夕食。
その他の魚料理も様々なものに変わって提供されていたので、魚料理が苦手な方でも安心して宿泊できそうです。
豪華すぎる朝食。
シキ
温泉。
向瀧の温泉は全て源泉かけ流し100%です。温泉の種類は「さるの湯」「きつね湯」「貸切家族風呂」の3種類があります。
熱めのきつね湯から、ぬるめのさるの湯、空いていれば予約なしで入浴できる貸切家族風呂どれも最高でした!
しかも、24時間入浴可能です。時間を気にする事なく過ごす事ができるのも嬉しいポイントです。
予約は公式HPがオススメ。
予約を取るなら「宿泊予約サイト」を使用するより向瀧の公式HPからの予約がオススメです。
一般的に予約サイトで予約を取ると安かったりしますが、向瀧ではどこで予約を取っても宿泊料金は同じです。(僕の調べる限り)
公式HPから予約を取れば、予約特典で美味しいお酒がちょっとだけもらえます。ちょっとのお酒でつられてしまうのも情けない気がしますが僕は深く考えずお酒でつられました。
参考 優先予約向瀧公式HP※こんな事を書くとアフィリエイトっぽいですがアフィリエイトではありません。タダ酒(しかも美味い)を飲める情報を広めたいだけです。
まとめ
文化財に登録され歴史ある旅館ですが、宿泊料金は1泊2食付き21000円と意外と手が届く価格帯です。
しかも、中庭の見えないお部屋なら18000円とさらにリーズナブルな金額で宿泊できちゃいます。食事や雰囲気だけ味わいたい!という方はこちらでも良さそうです。
シキ
雰囲気のある廊下と階段。
温泉宿の宿泊料金としては決して安い金額の部類ではありませんが、僕ごときにそんなにしなくても…となるような丁寧な接客や歴史のある建物を存分に味わえるのでとても満足できる旅館だと感じました。
以上、シキでした!